心を寄せて
ある春の日、柔らかな花びらがフワリと開き
真っ直ぐな花茎を伸ばし咲いていました。
その佇まいに思わず立ち止まり見惚れてしまう程。
そして、隣にも色違いのアネモネが。
アネモネの語源は「風」
風によって種が運ばれ
各地で咲くという由来があるそうです。
色によって随分表情が違って見えます。
ピンク色の優しさと
オレンジ色の勝ち気さの様に。
葉の中から顔を出した、
小さく可憐なベル形の花。
沢山咲いて心を寄せながら、
幸せのベルを鳴らして欲しい ♪
黄色いビオラの中には、
ノースポール
溢れ種からいつの間にか仲間入りです。
まるで指揮者のノースポール。そして、
歌っているビオラたちに見えませんか ^_−☆
木の下に滑り込めば、
いつでも優しく包み込んでくれる
我が家のシンボルツリー。
モミジ
新緑の屋根の下でホッと和める場所となりました。
風が吹くとサワサワと心地良い葉の囁きが聞こえてきます。
木の優しさに包まれている安心感を抱いて
眺めるこの頃なのです ^ ^
どんなにか不便で不安な日々を過ごされている事でしょうか…
私にも東区に親戚がおり、
瓦が落ち、家具が倒れるという被害を受けていました。
幸い怪我もなく自宅は無事でしたが、
被災の大変さが電話越しから伝わってきます。
無事を確認してまずは胸をなでおろしたのでした。
そして、もう1つ気になる事が。。
主人の実家のお墓があるのです…。
墓石が倒れているのではないか…
まさかお隣りに倒れてはいないだろうか… 等々
高速道路も途中までしか通じておらず、
救援物資を届けるトラック等で日中大渋滞の現状に
迷惑かけられない。
どうしたものかと。。
深夜には渋滞が解消されると知った息子が
本地震があった3日後の深夜1時に福岡を出発し
熊本へ。
墓石は倒れる事もなく無事。。
平日でもあり渋滞が発生する前に
そのまま自宅へと帰路へ。
明け方の5時半頃帰宅しました。
自宅へと戻る途中には
近くのコンビニや大型スーパーの駐車場は
被災された方々の一夜を過ごす車でいっぱいだったそうです。
実際遠く離れた地で知る情報より現実を見て
被災された方々の置かれた現状に
切に胸を打たれます。
尊い命を失われたご家族の辛い哀しみに言葉もありません。
倒壊や半壊の方々のご苦労を想像しては胸が痛みます。
平穏な日々が1日も早く戻られる事をお祈りいたします。
これからも私達にできる事に心を寄せながら、
支援を発信する輪の中で過ごして行きたいと思っています。